【映画レビュー】エド・ウッド

エド・ウッド [DVD]

史上最低の映画監督に捧げられたティム・バートンからの贈り物

さて、史上最高の映画監督と問われたら、誰の名前が浮かぶでしょうか?

スピルバーグ?チャップリン?黒沢明?

恐らく人によって千差万別ですよね。

ただ、逆に世界最低の映画監督と問われると、ほとんどの人がエド・ウッドの名前をあげるのではないでしょうか?

(※一般的にはまだまだ無名なんですけどね!)

本作はジョニー・デップとティム・バートンの定番コンビでそんなエド・ウッドの黄金期を描いた作品です。

とはいっても、エド・ウッドの映画で評価された作品は皆無。彼が映画製作に情熱を捧げていた時期としての黄金期です。もちろんお金持ちになったとかそういう時期もありません。。

「エド・ウッド」のスタッフ・キャスト

監督
ティム・バートン
脚本
スコット・アレクサンダー
ラリー・カラゼウスキー
出演者
ジョニー・デップ
マーティン・ランドー
サラ・ジェシカ・パーカー
パトリシア・アークエット

「エド・ウッド」のあらすじ

エド・ウッドは映画監督としての成功を夢見る若者。情熱はあるものの、才能がなく、同い年で成功を納めるジョージ・ウェルズと自分を比べながら悶々とした日々を過ごしていた。

そんな中に舞い込んだ、『世界初の性転換手術成功』のニュース。エド・ウッドは自身の女装癖も織り混ぜて、プロデューサーに監督させてくれるように頼み込む。

晴れて出来上がったその作品、『グレンとグレンダ』は性転換の作品ではなく、女装癖のある男と科学者もいるわけのわからない作品となってしまった。

当然スポンサーは怒り出すが、エド・ウッドには新しい出会いがあった。

かつてホラー映画で一世を風靡した役者、ベラ・ルゴシである。

ベラ・ルゴシの名前を全面に押し出し、エド・ウッドは更なる作品を撮ろうとするも、またも評価は酷評の嵐。

スポンサー探しも難航するが、洗礼を条件に教会が新作のスポンサーになることに。

こうして撮影が始まった『プラン9フロムアウタースペース』だが、その撮影の最中、ベラ・ルゴシが死去。

また、スポンサーの過大な干渉にも嫌気がさし、スタジオを飛び出すことに。

しかし、ある人物との邂逅が、エド・ウッドに映画への情熱を取り戻させ、そしてかれの最高傑作『プラン9アウタースペース』が完成する。。。

感想・レビュー

ちなみにベラ・ルゴシは世界ではじめて麻薬中毒を公表したスターでもあります。

終盤、スポンサーの意向と干渉に耐えきれなくなったエド・ウッドがヤケになってバーで飲んでいるとたまたまウェルズと巡り会うシーンがあります。

そこで彼は映画への情熱を取り戻し、彼の(中での)最高傑作『プラン9・フロム・アウタースペース』を完成させる、、、というストーリーなのですが、史実としてはエド・ウッドはその生涯を通してウェルズに会ったことはなかったそうです。

同い年ながら方や世界的な監督、そして情熱はあるが、評価されない作品をとりつづけた『世界最低』の映画監督。。

このシーンはティム・バートンからエド・ウッドへの贈り物だったのではないでしょうか?

ティム・バートン自身、熱心なエド・ウッドのファンだそうです。

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