【映画レビュ―】エイリアン・コヴェナント

エイリアン:コヴェナント (2枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray]

エイリアンの前日譚となる作品です。

■感想

一言でいえば、面白かったです!!
僕はエイリアンシリーズでは4が一番好きなのですが、これは同じくらい好きになるかもしれません。
(もう一回くらい見ないと冷静に判断できないです・・)

オープニングはデイヴィッド(アンドロイド)と彼を創ったウェイランドの会話から。
このシーンは時系列でいうとプロメテウス以前にあたる。
まーぁ真っ白の何もない部屋でして、こんな部屋すげぇなぁ、、、素足で歩いたら床に指紋とかついて大変じゃないかなぁ。。。
というのが僕の率直な感想なのでした(笑)。

前作の「プロメテウス」でエンジニアの船で操作方法を学んだり、同僚の体で生体実験してみたりととても好奇心旺盛なデイヴィッド。

「何かを創造する」ことに非常に価値を置いているアンドロイドです。
劇中、過度に人間らしいと指摘されるシーンがありますが、より高度な創造(作曲→生命)を成し遂げることで、自分の支配者である人間、ひいてはその創造主である神に近づこうとしたのではないでしょうか?

マトリックスでは人間とマシンの違いを「選択」だとしていましたが、ここでは「創造」が違いとされています。

(本作で登場するデイヴィッドの後継機種のウォルター。彼は対照的に創造性を制限されたアンドロイド。デイヴィッドの創造性が危険視されたから・・・とかいうセリフがあった気がしますが「プロメテウス号」は消息を絶ったことになっており、創造性の危険性がどうやって地球の人に知れ渡るようになったのか疑問。)

そして時間軸は本編へととび、タイトルが出てきます。
このタイトルの出方が第一作のエイリアンと同じで、正直感激でここまでですでにお腹いっぱいでした(笑)。
最初の宇宙船と宇宙空間のシーン、リドリー・スコットならではの映像美は圧巻です!
エイリアンでは「2001年宇宙の旅」に影響を受けたような白の宇宙船でしたが、
今回は無機質で鉄っぽい印象を受けます。

宇宙船のデザイン、稼働時のメカニックなど、見応え充分。

「ブレードランナー」でハイテクだが荒廃した未来像を映像化したリドリー・スコットだけにここは期待にこたえてくれたように思いました。

で、ここからぐっとエイリアンの雰囲気になってくるのですが、
怖さは覚悟していたほど怖くなかったです(いい意味で)。

ただ、エイリアン4のクローン失敗作を思わせるような、エイリアンの出来損ないみたいなやつだったり、プロメテウスのショウ博士の無残な遺体などは出てくるので、視覚的なグロさがダメな人には厳しいシーンも少しあるかもしれません。。
結構最近のホラーって純粋な恐怖というよりは
「急に表れてドッキリ!」みたいな驚かし要素が強い気がします。
最たるものがわっ!と驚かせたら仲間だった、とかいう肩透かしパターン。

今作ではそういったものはなく、エイリアンそのものの純粋な恐怖にフォーカスしているイメージです。

驚かし系、ほんと苦手なんですよ。。。

■登場するエイリアン

ネオモーフ

初期型エイリアンみたいな感じ
プロメテウスのラストの出てきたやつと、完成版のエイリアンである、ゼノモーフの中間みたいな感じ。
ゼノモーフと残酷さそんなに変わらない。
ついでに言えばネオモーフの方が赤ちゃんぽくてかわいらしさある。
(デイヴィッドに従順なとこ含めて)

ゼノモーフ

おなじみのエイリアンといえばこれ。
今作ではフルCGなのもあってか、動きがエイリアン3のバンビ・エイリアンに似ています。
宿主の生態を受け継ぐんなら基本2足歩行になるのではないのか・・・?

■オマージュ

ストーリーにオマージュ、もしくはスコットが監督した「エイリアン」への共通点が散見される。

1.通路の仕切りを順に塞いでいき、自らを囮としてエイリアンを誘導する作戦・・・「エイリアン3」では舞台が刑務所で、囚人が多数でリレー形式という違いがあるものの、作戦そのものは酷似。

2.最終決戦の場所が格納庫、そして宇宙空間にエイリアンを放出するというラスト・・・「エイリアン2」も最終決戦の場所が格納庫であり、ラストの方法も同じ。

3.後半、宇宙船のデスクに置かれている水飲み鶏のおもちゃ・・・「エイリアン」にも同様のものが登場している。

4.劇中のデイヴィッドのエイリアンについてのセリフ「まず対話から」・・・「エイリアン」のアッシュのセリフ「対話を試みたことがあるのか」に酷似。

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