2018年劇場公開映画 超独断的ランキング!

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映画ランキングについて

この映画ブログを運営する中で映画ランキングってあまり積極的に考えてはいませんでした。

本来であればどんな作品にも優劣を付けるべきではないというのが僕の考え方です。

ただ、やはり「自分に合う/合わない映画」というものは確実にあるし、ランキング形式の批評というのもまた新しい切り口として価値はあるのでは?
と思ったのでこのコンテンツをやってみることにしました。

決して下位の順位だとしても、悪い作品というわけではなく、個人的な感想っていうだけです。
・・・人によって映画の「観る部分」も違うだろうしね。。

というわけで2018年公開映画 超独断的ランキング!!随時更新予定です。
(一部2018年に劇場鑑賞した作品も含んでいます)

1位 ルームロンダリング

脚本と演技が素晴らしい、笑えて泣ける、良質で最高なコメディ!

オダギリジョーさんが好きなので観た作品だったのですが、期待を超えて2018上半期、一番面白い作品でした。
事故物件の告知義務をなくすために事故物件を渡り歩き、一般のお客さんへの告知義務をなくす仕事、マネーロンダリングならぬ『ルームロンダリング』。

とにかく脚本が見事でした。

ほとんど無駄な登場人物もなく、また地味だけれども、きちんと熱くなるところは熱くなって、泣かせるところは泣かせて、そして伏線もほとんどきれいに回収してっていう。

あと、セリフ。やはり日常から過度に逸脱しない、リアルなセリフの映画の方が落ち着きます。

上記のような理由や、わかりやすい演技が嫌いなのもあって最近見に行く邦画は『勝手にふるえてろ』とか、三木聡監督作品とか、ちょっとメインストリームから外れたような小品的な作品が多いです。

『ルームロンダリング』はそう言った意味でもよく練られたコメディの良作です。

是非一度見てみてほしい、2018年のおすすめ映画です。

『ルームロンダリング』のレビューはこちら

おすすめ映画のまとめはこちら

2位 グレイテスト・ショーマン

極上のエンターテインメントと人間賛歌。ぜひ劇場で観るべき作品。

オープニングからいきなりクライマックスかと思わせるような圧巻のサーカスシーンとミュージック!
「ラ・ラ・ランド」で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビが音楽を担当しているだけあって、捨て曲なんてない、一曲一曲が本当に印象的でまた素晴らしいメロディなんですよね。
オープニングのサーカスシーンは背筋が思わずゾクゾクするような興奮!人間ドラマというか、主人公の人生や感情があまり深く掘りさげていないために若干観ていて戸惑うシーンはあるのですが、映画を通して人間讃歌とでも言えばいいのか、どんな人間にも輝ける場所はあって、そして一人ひとり必ず認められるべき存在なのだというメッセージは素晴らしかったですね。
華やかな音楽と前向きなメッセージは今の時代の情勢を諭すように2018年にもマッチしていたように思います。
やっぱり『誰かが死ぬことが感動』ではなく、困難に負けずに幸せを得るために頑張ることが本当の感動なんだと改めて感じました。
ぜひ極上のミュージカルと人間讃歌を劇場で鑑賞してみてください。

『グレイテスト・ショーマン』レビューはこちら

「グレイテスト・ショーマン」の商品購入はこちら

同率2位 レディ・プレイヤー・ワン

飛び出すよりも引き込まれる。「最高の、初体験」にふさわしい圧巻の映像

VRということでカギは「どれだけ仮想世界にリアリティをもって入り込めるか」ということですが、この映画の没入感はすごかったですね。
序盤、映画の世界に観客を引き込ませるまでは、カメラワークはまるで僕らの主観のようなショットを多用しています。
オアシスの説明シーン、そしてレースのシーン、思わず「スゲェ。。。」ってなりました。
グレイテスト・ショーマンとはまた違う意味で劇場で観るべき作品のひとつかなと思います。
このところ、歴史的・社会的な作品の多かったスティーブン・スピルバーグが放つ特大エンターテインメント作品!
キャッチコピーは「最高の、初体験」ですが、それにふさわしい圧巻の映像は必見。
オアシスのアバターとして、『AKIRA』、『ガンダム』、『ゴジラ』など、日本のキャラクターが登場するのも面白かったです。
是非、映画館で観てほしい作品ですね。

『レディ・プレイヤー・ワン』レビューはこちら

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3位 勝手にふるえてろ

邦画ならではのシュールなラブ・コメディ!

恋愛系のそれも邦画って僕は映画館で観たことなくて、正直どうなんだろうとは思ってたんです。きちんと劇場でも楽しめるのか?と。
結論からいくと杞憂でした。めちゃくちゃ面白かった!
そして主人公の良香を演じる松岡茉優ちゃんがウルトラキュート!超かわいい!!!
良香は一言で言ってしまうとオタク系のこじらせ系。そんな彼女の恋愛模様がこの作品のざっくりした内容。
オタク系ゆえか、ギャグシーンや小ネタ、演出もシュールな感覚のものが多いですね。三木聡監督作品が好きな人はたぶん気にいる作品ではないでしょうか。
前半は妄想全開の楽しい良香、後半は孤独に悩み、暴走していく良香。
告られた!ってテンション有頂天になる松岡茉優ちゃんがすごくステキ。
(「500日のサマ―」でサマーの家から出てきたトムを思い出しました。)

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