ホント?ウソ?フェイク・ドキュメンタリー映画まとめ

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フェイク・ドキュメンタリーとは?

フェイク・ドキュメンタリーとは「架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法」のこと。(ウィキペディアより引用)
モキュメンタリーという場合もあります。まぁ平たく言えば「ホントっぽいウソ」ってことですね。

食人族

アマゾン川上流未開の地「グリーン・インフェルノ」に向かった探検隊たちが行方不明に。
捜索へ向かったジョン・モンロー教授がグリーン・インフェルノの村で見つけたフィルムが流出した・・・という体のフェイクドキュメンタリー・ホラー。

公開当時、「これは本当に起こったことだ」と誤解する観客が続出したらしいです。(ちなみに劇中で「食べられた」はずの俳優はその後も別の作品に出演しています)
しかし、劇中の動物虐待はすべて本物の映像(オイオイ・・・。)

なぜか日本で10億円以上を売り上げる大ヒットとなった。

ミュージシャンの大槻ケンヂも「食人族」を観に行ったが観客が多く、立ち見だったことを著書で述べています。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト


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これも探検もの。
フェイク・ドキュメンタリーとホラーは相性がいいらしい。

今度は魔女伝説を探検しにいった若者たちが行方不明になるというストーリー。
物語の核心には触れずにただただ煽りまくるスタイルで超低予算で作られた映画だが世界中で売れまくった作品。

ただ、実際には核心も何もなく、「期待外れの映画」として本作の名前が挙がることも多いです!

ちなみに2001年に続編の「ブレア・ウィッチ2」、2016年に正統な続編の「ブレア・ウィッチ」が公開されています。

正統って何なんだろう・・・?

スパイナル・タップ


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フェイク・ドキュメンタリーとロック・バンドも相性よさげ。「スタンド・バイ・ミー」「ミザリー」「最高の人生の見つけ方」などのロブ・ライナーの初監督作品です。
架空のロックバンド「スパイナル・タップ」の再ブレイクまでを追うというストーリー。

ホラーではなくて、コメディなのでアハハと笑えるところも多いです。
ちなみにスパイナル・タップは厳密にいうと半分架空のロックバンド。映画の人気により、現実でもアルバム発売やライブ活動などロックバンドとして存在しているからです。

ミュージシャンの大槻ケンヂ曰く、「ロック・バンドを描いたどの映画よりもリアル」だそうです。

他にも世界の名だたるミュージシャンがスパイナル・タップを評価しています。

ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジェリー・カントレル、ディー・スナイダー、オジー・オズボーンは、スパイナル・タップのように舞台裏で迷子になってしまったことがあると告白している。ドッケンのジョージ・リンチは映画を見たときに叫んだと言われている。「これは俺たちだ!彼らはどうやって俺たちについての映画を作ったんだ?」。グレン・ダンジグはスパイナル・タップを前のバンドミスフィッツと比較し、「俺はスパイナル・タップを見たとき言ったんだ、“ねえ、これ俺たちの古いバンドだ”って。」と語っている。

U2のギタリストジ・エッジはドキュメンタリー映画「ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター」中で、映画「スパイナル・タップ」を初めて見たとき、「私は笑わなかった。私は泣いた。」と語っている。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%97
スパイナル・タップ – Wikipedia

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