【カルト映画】イタリアのカルト映画まとめ

イタリアと言えばどんなイメージを持ってますか?例えばパスタに代表されるようにイタリア料理も有名ですよね。

また、イタリアはファッションの国。最高級レザー、そして革の使い方ももっとも洗練された国のひとつでしょう。

しかし、こと映画、それもカルト映画と呼ばれるような作品になると、異常なほどホラー映画の割合が高いんです。

陽気なイタリアイメージとは裏腹にグロテスクな描写も多く、世界に影響を与え続けている映画もあります。

今回はそんなイタリアのカルト映画をご紹介します!

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サンゲリア


ルチオ・フルチ監督のホラー映画。ゾンビの腐乱ぶりなどグロテスクな描写で有名なカルト映画です。ウジ虫がわいたり、火炎瓶で火だるまになるゾンビ、サメと戦うゾンビなど、バリエーションも豊富。
ニューヨークでゲリラ撮影された本作。ゾンビが歩くブルックリン橋の歩道の下の車道で普通車が走行していたりしています。

サスペリア

1977年公開の作品。主人公を演じたのはジェシカ・ハーパー。「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズで日本でもヒットしました。

公開当時『サスペリア』を配給した東宝東和は、女性客に限って鑑賞中に亡くなった場合は1000万円のショック保険を適用するという斬新なPRでも話題になりました(結局該当する人は出なかったそう。よかったよかった。)

本作はトマス・ド・クインシーの小説「深き淵よりの嘆息」をモチーフにして、ダリオ・アルジェントとダリア・ニコロディが脚本を担当しています。

ドイツの名門バレエ学校に留学したアメリカの少女スージー。彼女はそこで様々な奇怪な体験をします。また次々と殺人が起こったりする中、彼女は学校が悪魔崇拝者たちのアジトであることを突き止めます。
そして彼らが強く崇拝している魔女の正体が学校に棲んでいるある者だということを知ることになります。

地獄の門

ルシオ・フルチ監督の1980年のイタリア映画。

フルチが『サンゲリア』に続いて発表したゾンビ映画の第2弾です。

『ビヨンド』に先立って、「現世と死者の世界を隔てる境界が徐々に崩れて、死者が生者を襲い始める」というプロットを扱っています。登場するゾンビはよみがえった死者という従来のイメージに加え、突然消えたり現れたりという悪霊のような存在あるのも特徴です。

ビヨンド

ルシオ・フルチが『サンゲリア』『地獄の門』に続いて発表したゾンビ映画の第3弾です。

これまでのルシオ・フルチ作品同様、残酷で凄惨なシーンが満載。

地下に現世と地獄をつなぐ門が隠されているホテルで次々と巻き起こる恐怖を描いた作品です。

1927年。ルイジアナ州にある「セブン・ドアーズ・ホテル」に滞在していた画家シュワイク(アントニー・セイント=ジョン)が、突然村人たちの襲撃を受け、凄惨なリンチの後に処刑された。

それから54年後。叔父の遺産として、閉鎖されていたセブン・ドアーズ・ホテルを相続したライザ(カトリオーナ・マッコール)は、営業再開に向けて改修工事を進めていた。しかし、塗装工が原因不明の転落事故に遭う、ライザにホテルから去るように警告する盲目の女性が現れるなどの奇妙な出来事が相次ぎ、工事は思ったように進まない。ついには、ホテルの改修を勧めたコンサルタントや配管工も次々と謎の死を遂げていく。

実は、現世と地獄をつなぐ7つの門が存在しており、その門の一つがこのホテルの地下にあり、外ならぬその番人がシュワイクだったのである。ライザと相談を受けた医師のジョンがホテルの地下へ降りると、彼らの目の前で地獄の門は崩壊し始めた。ジョンの勤める病院に逃げ込んだ二人であるが、そこでも次々に蘇った凄惨な姿の死者が襲い掛かる。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%83%89
ビヨンド – Wikipedia

食人族


アマゾン川上流未開の地「グリーン・インフェルノ」に向かった探検隊たちが行方不明に。
捜索へ向かったジョン・モンロー教授がグリーン・インフェルノの村で見つけたフィルムが流出した・・・という体のフェイクドキュメンタリー・ホラー。
前述のようにフェイクではあるものの、劇中の動物虐待はすべて本物であり、そのせいも相まって上映禁止となっている国もあるようです。
なぜか日本で10億円以上を売り上げる大ヒットとなりました。

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【カルト映画】定番のカルト映画一覧!

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定番のカルト映画まとめ(70年代編)
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