【映画 レビュー】クリード チャンプを継ぐ男

クリード チャンプを継ぐ男 [4K ULTRA HD + Blu-ray]

スポンサーリンク

「クリード チャンプを継ぐ男」のスタッフ・キャスト

監督
ライアン・クーグラー

脚本
ライアン・クーグラー
アーロン・コヴィントン

原案
ライアン・クーグラー

製作
シルヴェスター・スタローン
アーウィン・ウィンクラー
チャールズ・ウィンクラー
ロバート・チャートフ
ウィリアム・チャートフ

出演者
マイケル・B・ジョーダン
シルヴェスター・スタローン
テッサ・トンプソン
アンソニー・ベリュー
グレアム・マクタヴィッシュ
アンドレ・ウォード

「クリード チャンプを継ぐ男」のあらすじ

元世界チャンピオン、アポロ・クリードの非嫡出子であるアドニスはアポロの正妻の元で何不自由なく暮らしていた。

しかしアドニスには父親と同じボクサーになりたいという思いがあった。にはアポロの最期からその思いを反対されるが、アドニスは仕事もやめ、本格的にボクサーへの道を歩むことを決意する。

父のアポロがかつて通っていたジムを訪ねるも、金持ちのアドニスは相手にしてもらえない。

そこで、父の宿敵であったロッキーのもとを訪ねることに。

閉店後のエイドリアンズを訪れ、自身がアポロ・クリードの息子であることをロッキーに伝える。一度はコートを断ったロッキーだったが、アドニスの熱意についにはコーチを引き受けることに。

アポロ・クリードの息子であることを隠したまま、試合に臨んだアドニス。初戦を勝利で飾るものの、アポロ・クリードの息子であることが新聞に掲載されてしまう・・・。



感想・レビュー

新しい伝説の誕生

ボクシング映画の名作「ロッキー」のスピンオフ作品。

シリーズを通してのライバルであり戦友のアポロ・クリードの息子を主人公に添えた、新たなレガシィの誕生です。

本作は批評家からも絶賛されていますが、本当にいい作品だと思います。

2つの『戦い』

ケニー・クリード(以下クリード)はボクサーとして元世界王者のコンランと戦い、ロッキーは癌という病と戦っていくことになります。

今作の優れた点は、ボクサーとしての役割は全てクリードに負わせていますが、かといってロッキーはもう戦わないのか、と言えばそうではないところ。

クリードの試合ではロッキーはセコンドとして補佐を務めますが、ロッキーの闘病においてはクリードがロッキーを支えていきます。

ロッキーシリーズの変わらない信念

ロッキーシリーズからのキャストを制限し、あくまでもクリードの物語ではあるものの、ロッキーシリーズの最終章『ロッキー・ザ・ファイナル』で語られる

『人生ほど重いパンチはない、それでも諦めずに前に進み続けなければならない』

この言葉そのままに、例えボクシングからは退いたとしても、生きている限り戦いの連続なんだと、それでも諦めない強さが必要なのだと闘病するロッキーを通じて感じさせられます。

それこそが今作に至るまでロッキーシリーズを貫いてきた変わらない信念でありメッセージなのだと思います。




この記事を見た人におすすめ!

スポンサーリンク
スポンサーリンク