【感想レビュー】キャスト・アウェイ

キャスト・アウェイ [Blu-ray]

トム・ハンクスとロバート・ゼメキスがコンビを組んだサバイバルもの。

このコンビは「フォレスト・ガンプ」以来ですね。

22キロもの減量を行ったトム・ハンクスの役作りの素晴らしさと希望を捨てないことの大切さを学べます。

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「キャスト・アウェイ」のスタッフ・キャスト

監督
ロバート・ゼメキス

脚本
ウィリアム・ブロイルズ・ジュニア

製作
スティーヴ・スターキー
トム・ハンクス
ロバート・ゼメキス
ジャック・ラプケ

製作総指揮

ジョーン・ブラッドショウ

出演者

トム・ハンクス
ヘレン・ハント

「キャスト・アウェイ」のあらすじ

FedEx社で忙しく働くチャックは恋人ケリーとの結婚を間近に控え、公私ともに充実した日々を過ごしていた。

しかし、仕事上のトラブル解決のためにマレーシアに向かう中、乗っていた貨物機が墜落。チャックは幾ばくかの荷物とともに近くの島に流れ着く。

最初はすぐに救助が来ると思っていたチャックだが、島の周囲は荒波に囲まれており、状況から判断すると脱出、そして救助がたどり着くのは難しいらしいことが判明。

それまで大切に持っていた客の荷物を開封し、生活に役立てていく。

しかし孤独だけはどうにもならない。ある時ヤケになって放り投げたバレーボール(荷物のひとつに入っていた)に付着した自身の血が人の顔のように見えたチャックはバレーボールに人の顔を書き、バレーボールのブランドがウィルソンだったためそのバレーボールをウィルソンと名付け、精神の安定を保っていた。

そして無人島で過ごすこと4年。

壁に日付を刻むことで時間の感覚は失わずにいたチャック。

いつものように魚をとらえていると、とある漂流物があるのに気づく。

それをきっかけにチャックは脱出計画を実行に移す決心をする。

感想・レビュー

トム・ハンクスの激ヤセ役作りでも話題になった『キャスト・アウェイ』。

仕事もプライベートも順風満帆だった男が無人島でのサバイバル生活を強いられるわけですが、極限状態で希望を持ち続けることの困難さと大切さが丁寧に描かれていますね。

『キャスト・アウェイ』のチャックにとって、それは大きく分けて

・ウィルソン

・羽のロゴ

であったと想います。

ウィルソンは日々の生活の孤独を癒す友人として、身近な光であったでしょうし、羽のロゴは見るたびに希望をチャックに与えたことでしょう。

希望の象徴が、何かの文字になるのではなく、ロゴという『』絵 であるというのはこの映画のポイントだと思います。

文字と違い、絵はその一枚のなかで様々な解釈やメッセージを見る人に与えます。

例えば今回の『羽根』であれば

・希望

・願い

・自由

・夢

などでしょうか。

この羽根は映画の後半でその意味合いを更に強くしていきます。

ちょっとネタバレでエンディングを解説したいと思います。

漂流していたところをタンカーに見つけられ、救助されたチャックですが、遭難前に婚約していた恋人は顔馴染みの歯科医と結婚し、新しい家庭を築いていました。



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