【映画レビュー】君の名は。

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「君の名は。」のスタッフ・キャスト

監督
新海誠

脚本
新海誠

原作
新海誠

製作
川村元気
武井克弘
伊藤耕一郎

製作総指揮
古澤佳寛

音楽
RADWIMPS

出演者
神木隆之介
上白石萌音
長澤まさみ
市原悦子

「君の名は。」のあらすじ

千年に一度の彗星の来訪を控えた日本。とある片田舎の「糸守町」に暮らす17歳の女子高生、宮水三葉は退屈な毎日に辟易していた。

神社の家系のため、努めなければならない昔からの慣習や、父の選挙活動などで周囲の目が気になったりと三葉にとって糸守町での暮らしは窮屈で、ずっと都会での生活に憧れていた。

一方東京に暮らす高校生の立花瀧は、ある朝、目を覚ますと三葉になっていた。逆に三葉は東京に住む瀧の体に入れ替わっていた。

初めて見る都会の街並みや、東京の生活を楽しむ三葉。

当初は入れ替わりを単なる「夢」だと考えていたが、周囲の証言や、互いが書き残したノートなどにより、二人はこれが夢ではなく、本当に入れ替わっていることに気づく。

やがて入れ替わりの特徴がわかってきた二人は、互いにルールを決め、入れ替わりの日々の出来事を詳細にメモすることで、互いの距離を少しずつ縮め、それなりに入れ替わり生活を楽しむようになっていった。

そんなある日、入れ替わりの現象が突然途絶えてしまう。瀧は三葉からなんの音沙汰も無くなってしまったことを心配し、クラスメイトで友人の藤井司とバイト先の先輩・奥寺ミキとともに糸守町へ向かう。しかし、ようやく糸守町の場所に辿り着いた三人のみた景色は巨大なクレーターの跡に飲み込まれて消滅した、かつて糸守町だった場所だった。

感想・レビュー

興行収入めっちゃいいらしいので、前情報も見ずに映画館行ったけど、確かに良かったです。いい映画でした。
(ただ、盛り上がるシーンが多くて、圧倒的に「この場面が泣ける!」ってのは無かったです。個人的にですが。)

詳細は避けますが、震災というものが根底にはありながらも、同時期に公開されたシン・ゴジラが現実との向き合い方だとすれば、こちらはある意味のファンタジー。

三葉と瀧の入れ替わり生活はもっとみてみたかったなぁ。。

ある種のタイム・スリップものではあるので、時間を越えて二人が協力しながら歴史を変えようとするところが見所なのかなと思います。

ただ、高校生の二人でもあるので、現実には親とか家族とかがもう少し絡んでくるかな?とは想うんですよね。何をするにしても。

その辺は若干セカイ系の匂いがします。

あと、これはどうしても納得いかないのが、なぜ入れ替わりの生活のなかで二人の時間軸がずれていることに気づかないのか。

日本で言うと、例えば阪神淡路大震災や、東日本大震災を知らない人はいない筈です。

が、瀧くんは知らない。

一応知ってる描写はあるのですが、それにしても町ひとつ消滅した、その災害を象徴する出来事の町名くらいは聞いたことある程度には覚えているのが普通ではないでしょうか?

ここだけは納得できなかったですね~。

ラストシーンはあれで良かったと思います。

劇場では会わずじまいで『バタフライ・エフェクト』のような終わりかたかと思ってましたが、かゆいところに手が届いて安心しました。



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